過去のハワイ不動産市場情報 2012年10月
現在のハワイ不動産市場は、まさに活況を呈しているのです
買い注文を入れようと売り手に連絡を取ると、
「6件のオファーがはいっている」
というのは、ここ数日前の出来事です。
売れ筋の物件は、引く手あまたで、売り手は、景気がいいと感じているかもしれません。
景気がよく、売り買い活発であるこのようなさまを
「活況を呈す」
と言い、意外に思われるかもしれませんが、現在の不動産市場は、まさにその通りだと思います。多くの物件が購入され、
売り物件がかなり少なくなってきています。
景気が良くなるという実感は誰も持っていませんが、この不動産市場の活況こそがその
兆候であると信じたいところですし、活況がこのまま続いて、
景気を牽引していくことが強く望まれます。
不動産市場が活況となって、売り物件が少なくなる中で、理想の売り物件を半年待って、やっと購入に
こぎつけた買い手は、嬉々として、物件の詳細調査(売買契約後、
1週間ほどで行われる、不具合や欠陥を調査)に参加したり、次回のハワイ別荘の滞在を思い描きながら、
家具や備品の購入を始めています。
また、築浅のコンドミニアムの買い替えに成功した物件所有者は、以前に所有していたコンドミニアムと比較して、
その建築の重厚さや、サービスの違いに
「コンドミニアムによってこんなにも違うものなのか」
と、コンドミニアムに働く人々のホスピタリティーに
日々驚きを感じているという嬉しい話も聞いています。
さて、不動産の問い合わせだけでなく、賃貸の問い合わせも多く、オフシーズンにもかかわらず、
1ベッドルームの1部屋を残して、当社のステュディオ、2ベッドルーム以上は、完璧な満室となっています。
賃貸においても、理想の賃貸物件を予約し、空き部屋になるまで待っているという人々がでてきています。
ハワイに住んで6ヶ月以上の長期賃貸をする場合は、御部屋が整備されてから、実際に空き部屋を見て賃貸するか否かを決定するのが
通常の手順ですが、当社では、部屋の写真を公開して、インターネットでもご入居者を募集します。
しかし、現在は、ご入居者の紹介で、 当社の賃貸物件を借りる人が多くを占めるようになりました。
友人の部屋を見て、この不動産会社から借りようと判断したというご入居者もいらっしゃいます。 考えますと、
ハワイに住み始めた人たち同士の会話には、
「どの不動産会社からどんな部屋を借りているのか」
といった話題が必ずでるものです。 部屋を害虫の出ない清潔で魅力のある部屋にするということは、
入居者にとって価値があるだけでなく、最も効果のある宣伝なのです。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦
|