不動産価格は下がり基調ですが、下げ止まりと判断する |
人々や、住宅購入を必要としていると思われる人々によ |
って、現在は、よく売れている市場です。 |
下がり基調という相場ですが、市場にでている売り物件 |
の平均価格、また、今月に売買契約された同じ地域の一 |
戸建てや それぞれのコンドミニアムの平均価格が、先月 |
より下がっていたとしても 下がり基調とは言えません。 |
また、必ずしも売買契約数の多少の比較が基調と一致す |
るとも限りません。以前の市場と 一部でも売り物件が入 |
れ替わった市場を 全て同じ価値の売り物件として、相対 |
的価値を数字によって表現すること自体が不可能ですし |
全体的な価格を おしなべて比較することも不自然です。 |
マ-ケット情報を重ねてご覧の方々にはお馴染みですが |
下がり基調とは、下がるという心理的状況が市場を支配 |
することや 数字に現れる部分では、売却されるまでの |
期間が長くなること、個々の売り物件の価格設定が下が |
ってくることなどで判断できます。 |
現在は、売れている市場であるにもかかわらず、価格設 |
定を下げている売り物件が多数あり、ハイシ-ズンだから |
と言って価格を上げる物件は、ほとんどありません。 |
価格はじりじりと下がって いるのです。 |
プラスセブン不動産取締役社長:真田俊彦 |