ハワイ不動産の言い値と適正価格
ハワイのコンドミニアムは、同じ部屋タイプ、広さ、同じ階であれば、おおむね同じ価格ですが、物件の向きや眺め、内装が異なれば、価格は異なります。 オーシャンビュー側は価格が高くなり、シティービュー側は低くなります。 どのくらい価格が異なるのかというのは、過去の売買履歴を確認することによって知ることができます。 部屋番号の末尾の同じ物件同士で比べましょう。
売り出し価格は、改装の程度によって、売り手の思い入れによって反映されています。 ワイキキの中古物件が、洗練さと現代的な感覚を以ってデザインされ、築浅物件同様の価格設定であることもあります。
古いワイキキのコンドミニアムと、築浅のコンドミニアムの1ベッドルームでは、価値や価格が大きく異なるのが普通ですが、古いコンドミニアムであっても、新築と同様であるという考え方で、価格設定をしているかもしれませんが、当然、割高の印象を与えます。実際には、築浅のコンドミニアムの売り物件の価格は、何十年も経った古いコンドミニアムとは価格の開きがあるからです。もちろん、築浅や新築コンドミニアムは高額です。
物件価格は物件所有者の価値観で設定されており、売り手の言い値ですので、その売り出し価格が適正かどうかは、買い手が判断することになります。
買い手が売値を判断する材料に査定額がありますので、不動産エージェントに査定額を提示してもらいましょう。
査定額は、固定資産税をかけるにあたっての基本となる物件価値です。
通常の売り物件は、一戸建ても含めて、査定額よりも少し高めから2倍ぐらいまでの価格に収まっていますが、高額物件、数十ミリオンの高額の売り物件は、査定額の数倍以上で、査定とは程遠い場合があります。それほど高額であっても、一度購入されてしまえば、その価格が相場となります。 ハワイ不動産は、価格設定に基準があってないようなものですので、査定額、過去の履歴、売り物件同士の比較をすることによって、適正価格であるかどうかを判断しましょう。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦