ハワイコンドミニアム、冬のロングステイ
当社でロングステイなどの一ヶ月単位で貸し出す短期賃貸業務を始めて、15年ほどになります。
はじめ頃の10年以上前は、デポジットとは何か、予約をキャンセルしたらデポジットが返却されないことなど、多くの疑問を持っている賃貸者がいましたが、
今では、リピーターが多く、毎年、同じ時期に同じ部屋という人が多くを占めています。
そして、当社の賃貸物件の評判を聞いた人から、賃貸物件を見てみたいということで、よく問い合わせがあります。
ですが、春と秋以外は、ほぼ満室で、賃貸している人がお部屋に滞在していますので、お部屋を見せることができません。
その場合は、賃貸している人の許可を得ればいいではないか、と思われえるかもしれません。
ご想像いただきたいのは、短期賃貸の滞在者は、休暇を ゆったり過ごすためにハワイでコンドミニアムを借りているのです。
そんなときに、見学者が訪問するなどは、彼らの邪魔することに他なりません。よって、空き部屋でない限り、部屋の見学はお断りしています。
最も困るのが、
「来年の冬の○から○までに借りれるコンドミニアムの部屋を見たい」
というご要望です。ごく普通のご要望のように聞こえますが、あいにく、とても難しいです。
空き部屋ならどの部屋でも見学なさりたいということでしたら、歓迎いたしますが、予約できる部屋という条件は難しいので、お断りしています。
コンドミニアムは、物件所有者が夏と冬の避寒避暑で利用するハワイ別荘ですので、空きの在庫自体が少なくなります。
また、翌年の予約は、空きの部屋期間や物件所有者の滞在予定が決まっていないので、一般の予約を先に受けますと、物件所有者が滞在できなくなったりします。
よって、物件所有者の滞在スケジュールが決まったあとに、一般からの予約を受けますので、来年の一般の予約を受けることはないのです。
当社のリピーターの多くが、
「もし、物件所有者のスケジュールが決定したら、そのスケジュールに合わせるので教えてほしい」
というもので、物件所有者の都合をよく理解して下さっています。そのようですと、とても都合がいいので、優先的にそのようなリピーターに賃貸していただくことになります。もし、好みの内装のご希望のコンドミニアムにご滞在になられたいのであれば、コンドミニアムのスケジュールに合わせるなどの譲歩をなさっていただけますと、有り難いと思います。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦