ハワイ不動産 賃貸と緊急時
個々のハワイ不動産 自体の緊急事態は水漏れの場合が多いのですが、賃貸している場合のご入居者の緊急事態には、様々なことがあります。
ロックアウトと言い、カギをお部屋へおいたまま閉め出されるというものから、近隣で火災があるなどの例もあります。また、ご入居者がよく知っていれば、未然に防げることもあります。
当社の各賃貸物件の部屋には、インストラクション(お部屋の使い方)というものを置き、その中には、災害や緊急事態の避難場所や対応を記載しています。ガスが引いてあるコンドミニアムについては、ガスを止めることや、常時点火している種火を消すことを推奨しています。緊急場所については、市バスが運行していれば、緊急場所まで連れていってくれることや、緊急場所の記載もしています。
オアフ島には津波や地震はほとんどありませんし、台風もほとんど来ません。ですが、強風になって停電になることがよくあります。停電だけなら待っていればいずれ回復します。問題は、停電になると断水になることです。よって、普段から、水の備蓄をおすすめしています。配管の取替えや水漏れの工事のために断水になることを知らなかったり、急な水漏れへの対処であるので、住人に知らせずに断水になることもあるので、水の備蓄は必要です。
当社のロングステイやバケーションレンタルなどの短期の賃貸物件には、インストラクションのほかにラジオと懐中電灯を常備しています。詳細な英語を理解できなくても、ラジオから聞こえる警報は、誰にでも理解できると思います。テレビと同様に全ての音声がシャットダウンして、警報がラジオから聞こえてくる体制があります。
当社では火災の例がないのですが、2棟のビルがあるコンドミニアムの反対のビルで火災があった例があります。別のビルですので、スプリンクラーが作動することもなかったそうですが、非難は必要だったそうです。
コンドミニアムには、類焼しないようにスプリンクラーが取り付けてありますので、一戸建ての火災よりも安心かもしれません。
ただ、スプリンクラーは、温度を完治して、水を撒きはじめます。よって、煙が充満したあとや、スプリンクラーが作動するころに逃げたのでは遅いでしょう。
よって、コンドミニアムの火災警報の段階で逃げなくてはなりません。なお、部屋の中の火災報知機が煙がないにもかかわらずに作動した場合の多くは電池の取替え時期ですのですので、定期的に電池を取り替えてください。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦