ハワイ不動産の上昇基調で購入することについて
ハワイ不動産市場には、十年単位ほどで上下する波と、外界から影響されて大きく下がる価格推移があります。
上昇基調のときには、買い易いときもあれば、買いにくいときもありますが、急な上昇期には買いにくいでしょう。 急な上昇期のバブル期などでは、これから上昇するので、乗り遅れまいとあせって購入する人がいます。 購入後に売却してキャピタルゲインを稼げる可能性がありますし、住宅として住む不動産がこれ以上、上昇すれば購入できなくなると思うからかもしれません。しかし、購買層の多くが同じことを考えていれば、買いにくい市場となります。
内装のよくない物件の中で、たった一軒だけ、素晴らしい物件があれば、買い注文は、その1軒に殺到します。また、この物件を買いを逃した買い手は、一度、完璧な売り物件を見てしまうと、他の半端に見える売り物件を買う気にはなりません。そこで、適当な売り物件が出てくるまで待ちますが、やっと出てきても同じように、買い注文が複数は入りますので、買いにくいということになるでしょう。ハワイ不動産は、世界の目があ注がれていますので、売却しやすいのですが、購入は難しいときがあります。
一方、緩やかな上昇期には買い易いですが、それは、ハワイ不動産市場に安定感があるからです。
ですが、買い易いか否かは、売り手次第、売り物件次第ともいえます。 買い易いはずの市場であっても、検討対象のコンドミニアムの売り物件が僅かしかないときは買いにくいでしょう。 選択肢が少ないからですし、少ない売り物件は、高額設定の傾向があるからです。
ハワイ不動産は、世界に購買層が厚く、デザイン性の優れた内装なら、相場を無視した高額でも購入しようとする人がいます。もし、売り物件がたくさんあったとしても、たった1軒の改修済みの内装やながめの素晴らしい物件が、このような投資家に高値で売れますと、同じビルの普通の内装の売り物件も追随して高額になってしまう傾向があります。それは、過去の売却されたデータ、数字を参考にされるだけで、その1軒1軒の中身については、考察されないからでしょう。よって、他の売り物件の価格も高額設定になってしまうのです。 これは、相場を押し上げますので、売り手にしてみれば、有り難いことのようですが、買い意欲が引いてしまえば、ハワイ不動産市場全体にはいい影響は与えません。
よって、緩やかな安定期であっても突然高額になることがありますので、何とも言えませんが、一般的には売り物件が多く、安定して緩やかに上昇している時期が、買いやすいといえます。
一戸建てになりまと、これが、反対に既に売却された近隣の物件について、内装やロケーションなど、売り手はかなり参考にして価格設定を行いますし、内装の良さを参考にして改装し、早く、そして高く売ることができるなどの考察をします。
コンドミニアム、一戸建てであっても、どんな不動産市場であっても、どんな売り物件があり、どんな価格で買い注文を入れればいいかというのは、不動産エージェントは、よく理解していますので、彼らの意見をご参考ください。SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦