ハワイコンドミニアムの雰囲気
ハワイのコンドミニアムは、グレードがあり、それぞれに雰囲気があります。そして、その雰囲気を好む住人が集まって、さらに独特の雰囲気となります。
ハワイ不動産を見学するときには、その雰囲気を感じてみましょう。
雰囲気は、五感で感じますが、見た目だけでなく、においにも気をつけてみましょう。2017年から2018年は多くの新しいコンドミニアムが完成しましたので、その新しい雰囲気、新しいにおいも、人々を魅了していると思います。その反対に古くさい匂いがする場合には、大規模修繕で、持ち出し金が発生するようなコンドミニアムかもしれませんので、供用部分を注意深くみてみましょう。
共有部分の内装やデザインなどのハードな部分だけではなく、ソフトの面である、住人の性格やそこに働く人たちの対応についてどのように感じるのか、施設や使いやすさ、配置などからも、思いやりが伝わってきます。
たとえば、エレベーターの混雑が予想される時間帯に赴いて、エレベーターの数が十分か否かを見学することは通勤時間帯にいらいらして後悔することにはならないでしょう。<そして、エレベーターでは、住人のマナーがよく見えると思います。一番最後にエレベーターから下りてきた人が、待っているあなたのためにドアを押さえてくれましたか?毎晩、パトカーが止まっている様なコンドミニアムでは、住人にそのようなマナーを期待することはできません。
夢だったハワイ不動産を購入して、住み始めてから、失敗したと思うのは、そのようなコンドミニアムの雰囲気が合わないと感じたときかもしれません。
エレベーターの中で誰かに話しかけるのは難しいかもしれませんが、共有施設でくつろぐ住人に話を聞いてみることはできると思います。
話しかけられるような雰囲気の全くないコンドミニアムもありますので、そのようなことを試みることは役に立つでしょう。
ロビーに座って、じっと人々を眺めてみるのもいいでしょう。ハワイのコンドミニアムは、日本人が多いですが、コンドミニアムによっては、そうでないことがありますし、アメリカ人自体が雑多な民族から構成されていますので、親しみを感じるまでは時間がかかりますが、せめて、不快な感情が沸いてこないか、自問自答してみましょう。
静かなコンドミニアムを求める人が多いですが、一人暮らしだから、にぎやかなコンドミニアムがいいと言う人もいますので、実際にコンドミニアムを見たときには、ロビーに座って観察する時間を持てば、さらに何かを発見すると思います。
最後に、もうひとつ調べるポイントがあります。それは、引っ越してきたときに、家具や荷物を運び入れる手順が、どうなっているのかということです。それは、建物やシステムが住人に思いやりをもって設計されているかどうかがわかります。
優先的に荷物を下ろせる駐車場があることや、エレベーターを確保できる時間帯を調べます。引越しがあっても実際にはエレベーターを確保してくれないコンドミニアムさえあります。また、荷物を下ろすゆか面が、車の荷台の高さにあるコンドミニアムなどは、引越しや家具をトラックから搬入がしやすく、住人だけでなく、外部の業者へも気を配ってあります。
コンドミニアムの売り物件見学の際に一度だけ見ただけでも、ある程度の雰囲気を掴むことができます。雰囲気に対する好みがはっきりしない場合には、条件に合った複数のコンドミニアムで比較することが有効です。単にどちらが好みであるのか、その理由を話せば、それがあなたのハワイ不動産へ求める雰囲気である場合が多いです。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦