ハワイ不動産のステージング
ステージングとは、売却の際に売り物件を家具や調度品で飾ることです。 ステージングには、売り物件が華やかに見えて、見る人に生活し始めたときの様子を想像しやすくさせるという効果が有ります。
また、家具が全く置いていない部屋よりも置いてあるほうが広く見えるということもあります。 土地を見たときには、狭いと思ったが、家を建ててみたら、広く見えるというのは、よくあることですので、同じようなことが起こるのです。
ステージングは、それを職業とするビジネスがあり、アメリカでは一般的です。1回の手数料があれば、毎月支払う場合もあります。日本人には、慣れないので、費用がかかりますし、考えない売り手もいますが、物件によっては、売りやすいので、是非、ご検討ください。 ステージングで、注意べきいくつかの点を以下に列記します。
1、内装の新しさ、古さに合わせた調度品を置く。
2、一部家具つきで売りに出す場合には、ステージングの家具との調和を図る。
これは、物件に付帯する家具との釣り合いを考慮することにあります。ステージングの家具が秀でてよく見える場合には、前からあった家具の買いなおしが必要であるかもしれません。物件所有者にとっては、思い入れがあるかもしれませんが、そのひとつの家具で、全ての雰囲気を壊すということがよくあるからです。
3、古い電気製品は撤去する。
調度品で歴史を感じさせるセンスのいいものは、ステージングアイテムとしてよく使われます。ヨーロッパ超の古いランプや中華風の黒いチェストなどは、新しい内装の部屋を引き締めてみせます。しかし、電気製品の古さは、売り物件の家具を下げるだけです。たとえば、大きなブラウン管のプロジェクションテレビなどは、粗大ゴミのようなイメージがありますし、場所をとって部屋を狭く見せます。大きいものは、大人4人がかりで、運ばなくてはなりません。キッチンを新装しても、電化製品も古ければ、台無しにしてしまいます。
4、ステージングは、少し何かが足りないぐらいでちょうどいい。
これは、個人的な意見ですが、ステージングが素晴らしすぎると、それらを取り払ったときのギャップが大きすぎるので、買い手に高値で購入したのではないかという後悔を抱かせることがあります。たとえば、大きな素晴らしい絵画を各部屋に飾って、それらは、備品としてついてこないと知ったとき、その絵画だけでなく、全てのステージングのアイテムがなくなったときを想像し始めるのです。そうしますと、気に入っていたのは、ステージングを含めた、このハワイ不動産の雰囲気であって、物件自体ではなかったのではないかと思わせるほどになれば、ステージングの失敗だと思います。
よって、ステージングは、より自然で、このハワイ不動産での生活を期待できるような、さりげない飾りつけがいいと個人的には考えています。なお、当社には、ステージングを実費で行う不動産エージェントもおりますので、売却の際には、お気軽にお知らせください。SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦