ハワイ不動産とエスクロー
エスクローは、政府公認の中立の機関で、ハワイ不動産売買における事務、購入代金や書類を預かって、条件や決まりごとを守りながら、売買手続きと登記までを実行します。ハワイ不動産の売買では、ほぼ例外なく、このエスクローが利用されます。
エスクローエージェントは、買い手にも売り手にも忠実で、かつ、中立な立場で業務を遂行します。
エスクローの仕事
・売り物件に、売り手以外の第三者の権利が有されていないかを確認すること。
・二重譲渡がないか確認すること。
・売買される物件に関して、抵当権などの情報を集める。
・権利保険をかける。
・ビル管理費、固定資産税などの未払いがないかを確認する。
・契約内容を履行しているのか、確認する。
・ローンで購入する場合には、ローンを組む金融機関とコーディネイトする。
・売買代金の決済を実行する。
・弁護士を使って登記書類の作成を行う。
・不動産登記を実行する。
売買手順でエスクローの関わること
エスクローは、買い手と売り手が署名した売買契約書を入手する。
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買い手も売り手も、1~5%の手付け金(デポジット)をエスクローに預ける。
日本の銀行からエスクローへの送金で可能です。
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エスクローは、物件の各種調査をします。
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物件調査やシロアリ調査などの全ての調査結果が、エスクローへ行きます。売主と買主の両者が調査結果を確認します。
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エスクローに物件の手付けを引いた残高を入金します。
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売り手と買い手の支払いや受け取る資金のすべての最終見積もりを計算して、双方が確認する書類を作成します。
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売買代金の支払いを売り手にします。
ハワイのエスクロー、または、日本ではアメリカ大使館や公証役場で署名を行って、登記が成立します。
不動産登記は、エスクローと、ローンの貸し手である金融機関との共同で行われる。
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不動産登記が確認されたあとは、買い手と売り手に取引明細書を不動産の移転証書を送付します。
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売り手と買い手の仲介をした不動産会社と不動産エージェントに手数料を支払います。
エスクローは通常、買い手が指定しますが、売り手が推薦するエスクローを使う場合もあります。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦