ハワイ不動産とオーシャンビュー
ハワイ不動産はオーシャンフロントのながめが最も価値があることはいうまでもありません。ですが、限られた不動産ですので、最低でもオーシャンビューの物件をまず検討してみましょう。ただ、オーシャンビューにもいろいろありますので、見ていて快適なながめということで物件見学のときに確認しましょう。
<高層階>
高層階になるほどながめがよいので、一般的に物件価格は高くなっています。最上階のオーシャンビューは、ワイキキのオーシャンの端から端まで見渡せるような
壮大なながめをもつ物件が多く、価格設定は高くなります。シティービューであっても高層階の物件価格は高くなります。
<オーシャンビュー>
日本の観光客にとって、ハワイと言う場所柄、南側のオーシャンビューを好みます。オーシャンビューにもいろいろあり、海が大きく広がるながめ、さえぎる障害物がほとんどないようなオーシャンビューをダイレクトオーシャンビューと言います。ながめの多くがオーシャンですから、物件価値も非常に高く、ビルが林立するワイキキでは、ごく僅かな高層階のながめにダイレクトオーシャンビューが多くなっています。
オーシャンビューが少しだけ見えるながめをパーシャルオーシャンビューと言います。このパーシャルオーシャンビューは、シティービューの中の少しだけのオーシャンビューや 中には緑の公園が手前に広がり、その先に海が広がり緑と青のコントラストが美しいながめのパーシャルオーシャンビューもあります。物件紹介の書類には、これらのオーシャンビューの区別はなく、多くは単にオーシャンビューとだけ記載されています。
<オーシャンフロント>
ビーチの前、マリーナの前に建つビルのながめをオーシャンフロントのながめと言います。ですが、個人的には、マリーナやヨットハーバーのながめよりも、海岸にうちよせる波を一望できるながめが最も貴重だと思います。MLSでは、Coastlineということで、オーシャンビューとは別のカテゴリーとなっています。ワイキキは、ホテルが南の海側の位置を占めるなかで、数少ないオーシャンフロントのコンドミニアムは、希少価値があり物件価格は、高くなっています。
<ビーチフロント>
ビーチフロントというのは、すぐ目の前が、砂浜であるというオーシャンフロントの中でも極めて貴重なハワイ不動産です。ビーチフロントの建つコンドミニアムはわずかですので、ビーチフロントと言われる場合はおもに一戸建てです。ビーチフロントの一戸建てと指定すれば、岩がごつごつとした海辺や少し高い敷地でボートドック(船着場)などがあるオーシャンフロントではないことがわかります。
なお、お客様からご質問がありました。ハワイでは、ダイヤモンドヘッドビューが、価値あるので、オーシャンビューでもダイヤモンドヘッドオーシャンビューが最も価値があるのではありませんか?というおたずねです。
全面オーシャンビューのオーシャンフロントと、ダイヤモンドヘッドオーシャンビューでは、もちろん、オーシャンフロントのながめの方が大きく価値が有ります。ダイヤモンドヘッドオーシャンビューは、単なるオーシャンビューだからです。また、ダイヤモンドヘッドビューに価値があるというのは、そのながめの良さによると思います。ビルの林立するシティービューとダイヤモンドヘッドが見えるながめよりも、ダイヤモンドヘッドは見えないが、ハワイの海が良く見えるシティービューのほうが、個人的にはいいと思います。オーシャンビューというのは誰でも好むながめだからです。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦