平和で安全なハワイ
ある旅行雑誌が選ぶ世界のトップの島ランキング(2014年)では、4位にカウアイ島、10位にハワイ島、16位にオアフ島でした。 オアフ島は、大都市の様相ですので、もはや旅行者が描く、のどかなリゾート地というイメージからは、遠くなりつつあるので、ランキングは低く、雄大な自然が多くあるカウアイ島が4位なのでしょう。 観光に人気の大都市でのランク付けでは、ホノルルは上位に来ると思いますし、アメリカの大都市の犯罪率では、ある米新聞によりますと、ホノルルが最も低いという調査結果を発表したことがありますので、旅行者にも住む人にも安心な都市です。ただ、大都市へと変貌する過程で、将来の治安悪化は懸念材料になるかもしれませんが、2017年現在、まだそのようなことはほど遠いという感じを持っています。
また、平和を好む人々が多く住んでいると思えるのは、私自身がハワイにいると平穏で心豊かに過ごせると実感しているからです。 この安全や平和の前提があればこそのハワイ不動産です。これがなくなりますと、ハワイの価値はもう無いかもしれません。 経済の悪化や世界の不穏な動きが目立つ昨今では、ハワイのような土地は稀有な存在かもしれません。
以上のような一般的な意見はさておき、もし、目をつぶってハワイを描いたときに、いったい何が見えてくるでしょうか。見えてきたものがあなたのハワイです。そして、時々、それを感じにハワイへいらっしゃりたいと思えば、 それは、確かで手ごたえのある価値といえるでしょう。
もし、世界の人々も同じようなハワイを思い描いているとしたら、世界経済が如何に疲弊しようともハワイの価値は変わらないと思います。
今日もハワイの海は青く、空気は澄み切っています。ハワイの市民生活やハワイ不動産市場 も至極普通に動いています。ローンを組んで住居を購入する人、 ハワイ別荘の取得、 賃貸物件などへの投資需要は留まることはありません。
私は日本の皆様へ資産価値によるハワイ不動産購入のメリットなどを説くよりも、 ご自分の価値観を信じて、ハワイ不動産をご購入になることをおすすめします。ハワイ不動産の発展
大きな経済的混乱がなければ、住宅は生活の基盤ですから、いつの時代でも必要とする人が購入し、市場が滞るということはありません。しかもハワイの人口は増加傾向であるということが、不動産価格を押し上げる要因を作っています。価格が上昇するということは、高額になれば買いにくいかもしれませんが、不動産を所有する人々からしますと、物価上昇とともに不動産価格も上昇してもらいませんと、それは資産の目減りにつながります。
さて、ハワイの地図を広げてみますと カイルアやワイマナロ、ワイキキのハレコアなどの美しいビーチ沿いを含め、 ハワイの要所は、軍が陣取っており、オアフ島の25%の土地は、軍がコントロールしています。 1970年代には、ダイアモンドヘッド周辺の軍所有地が払い下げられて現在はカピオラニコミュニティーカレッジと なっていますが、それ以降は転用は私の知る限りありません。 ドンパチするだけが戦争ではなくなりましたが、 ハワイの軍の拠点という重要さは変わりませんし、 縮小される気配はありませんので、オアフ島の新開発地は、産業地区以外にはありません。カカアコも含めた産業地区がどのように発展していくのかということが、今後のハワイ不動産の見通しを占います。
また、ハワイでは、人々が車で移動するので、駅前の一等地というのははく、ホノルルの中心街を外れれば、雑然とした町並みが広がっています。 ですが、現在は鉄道建設中で、将来は、駅前や、その商店街、ベッドタウンのような町ができるかもしれませんし、 不動産市場をにぎわす新たな一等地も生まれる可能性があります。鉄道の建設を機にハワイ全体が洗練された町に生まれ変わることを希望しております。自然との共生が課題
ハワイに住みたい滞在したいという希望は、アメリカ人にとっても同様で、調査結果では、しあわせを最も感じる都市や最も住みたいアメリカの都市で常にトップにランクされています。当社の賃貸では、お子様を育てるには最適な環境だと思ったからハワイに引っ越してきたという家族もありました。
人口が流入する都市であるということは当然と言えます。 人口流入を留める手段はありませんので、それにふさわしい都市に成長していかなくてはなりません。
ハワイには原発はありませんし、自然の恩恵に人々が感謝している土地でもありますので、 自然を残して、自然と共生しながら、都市を整備していくことが大きな課題です。
昼間の海のながめもさることながら、山の恩恵も大きなものです。夜中の車の往来が途絶えた北側の窓辺は森のにおいがします。山を越えて カイルアやカネオヘに向かう時の風が夜にはワイキキへも届くのだと思います。 コンドミニアムにお住まいでしたら、窓を開けて、風を感じながら眠りにつくのがおすすめです。SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦