ハワイコンドミニアムのハウスルール
ハワイのコンドミニアムの規則を「ハウスルール」と言い、それぞれのコンドミニアム独自のルールがあります。
常識的な社会的ルールや 住むにあたってのコンドミニアム組合との約束などの内容です。
コンドミニアム組合とは、日本で言うところの管理組合ともいうべきもので、物件所有者の集まりです。
ハワイ不動産の売買も保護されたルールのなかで、権利を主張できますので、ルールを知れば、おおいに活用できますが、知らないまま無視すれば、金銭的な損失にもつながる可能性があります。
コンドミニアムのルールについても 物件所有者なら知っておくべきものです。
ハウスルールの社会的なものは、麻薬や売春にかかわってはいけないなどのことです。
賃貸管理をする不動産会社は、入居者とは、ハウスルールに基づいた契約書をかわします。
迷惑な騒音の被害には、ビルのセキュリティーガードマンではなく、警察を呼ぶ、住人がいますし、セキュリティーガードマンが、警察を呼ぶ場合もあります。
いずれにしても 警察にお世話になるようなことがあると契約違反となって、入居者には、退室いただく処置がとられます。
物件の所有者自身が、くりかえし、騒ぎを起こす場合や、麻薬使用などの重大な社会的違反を起こした場合は、せっかく購入した物件を没収されるなど、厳しい処置がとられることもあります。
ハウスルールは、コンドミニアムによって、多少異なりますが、おおむね以下のようになっています。
ペットを飼う予定でしたら、不動産売買エージェントにペットを飼えるコンドミニアムをおたずねください。
ペットの種類と大きさ、何匹まで変えるのかという規定があります。
ハウスルール(規則)の例
店を出すようなビジネスはできない。コンドミニアム内で訪問販売はしない。
引越しや、家具搬入、搬出、ゴミ捨てに 時間帯制限がある。
リフォームも決められた時間帯で、実行する。違法な、リフォームについての禁止条項もある。
コンドミニアムの共有部分では、禁煙。
駐車は、決められた場所に停車すること。(自転車も)
サーフボードや、自転車をエレベーターや、部屋内に持ち込まないこと。
ベランダに洗濯物を干したり、大きな荷物を置いたり、アンテナを取り付けないこと。
スイミングプールの使用規定。
賃貸物件とする場合は、期間は、〇ヶ月からです。などのように 第三者との最低賃貸契約期間を明示してあるコンドミニアムがあります。
ハウスルールに中の重要な項目に第三者との賃貸契約は最低1ヶ月や3ヶ月からという規則があるコンドミニアムが多くあります。
この賃貸契約は、セキュリティー上の問題から、住人の組合が決定しています。
セキュリティー上の問題とは、たとえば、数日ごとに ご入居者が入れ替われば、鍵の管理やビルの安全性が損なわれるのです。
定期的に鍵を替えても 多くの人の手に鍵が渡れば犯罪の確立も高くなります。何もないだろうと楽観的でもかまいませんが、一度でも何かが起きてはならないのです。また、数日だけご滞在の宿泊者はセキュリティーについての認識は薄く、その数日間をただ楽しく、忙しく過ごされるのだと思います。セキュリティーの認識をお持ちいただく要求自体が無理なことでしょう。
また、コンドミニアムの住人同士は近隣の迷惑にならないよう生活しています。
しかし、数日ご滞在のお客様については単に外来者ですので、ホテル感覚です。
また 共有部分、ビルの施設や備品について、物件所有者や住人以上の注意力は、持ちあわせていないと思います。
よって、住人組合が、数日間の短期の滞在者を断っているのです。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦