カネオヘのよさ

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カネオヘの良さは、海や山の眺めがよく、自然との共生を具体化できる土地柄にあると思います。

ハワイの海

カネオヘのよさ

カネオヘ

カネオヘは、観光で人気のカイルアの隣に位置しています。 隣町と言っても街が続いているわけではありません。 緑に覆われた地域にカイルアとカネオヘの境界線があります。

カネオヘの海
カネオヘの海

カネオヘには、街という街はなく、ウインドウォードモールにデパートとショッピングアーケードがあるだけです。
カネオヘをドライブしますと、カネオヘ湾を望む位置にはオーシャンビューの 住宅街がありましたが、他の地域は、緑がうっそうとしており、 家々は、覆い茂った緑に囲まれたり、表の通りから見えない位置に隠れるように 建っていたりします。

個々に売り物件の家々を訪ねますと、それぞれに田舎暮らしを楽しんでいるように見えます。 ある豪華な一戸建てへ訪ねたとき、最初に出迎えてくれたのは、 ニワトリでした。黒い雄鶏と茶色の雌鳥の周囲を色とりどりのヒナがついて回ります。 周囲にはフェンスなどの囲いはなく、物件所有者が言うには、
「自給自足を志す人にとって、卵は重要なタンパク源のひとつだ。 快適な小屋を作ってやると毎日卵を産む、フェンスは要らないし、 野良猫は、日差しが暑い土地ではニワトリを追い掛け回すエネルギーは無いよ」
とのことでした。 ハワイではニワトリは、どこにでも繁殖しています。 ハナウマベイに知り合いを連れて行ったとき、入り口にはニワトリが群れを成していましたが、 猫達ははやせ細って茂みに隠れていたのを思い出しました。
家の周囲には、アボガド、パパイヤ、マンゴ、バナナ、ライムなどのフルーツ、 そして、畑には、日々食する野菜を育てており、行く道端には、 あちこちにアスパラガスが群生していました。そのアスパラガスを洗わずに折って食べたところ、 甘い香味が口に広がり、新鮮な生の野菜には、違ったおいしさがあるのだと驚かされました。
畑と庭の境には、ピーマンやきゅうりの生垣ができており、 庭は、バーベキューやスイミングプールなどがデザイン性を持って配置され、 娯楽と美しさを兼ねています。
家の外観は豪邸と見えましたが、 農家を営むという先入観から外見だけのことだと思いきや、 カハラやカイルアをしのぐ豪華な内装に度肝を抜かれました。 世界各地の建築資材は、大げさな言い方ですが、仕事に命を賭けるという建築家が調達した ということです。しかし、凝ったデザインではなく、 天井の高さと広さで豪華さを演出しています。 シャンデリアと、大理石の柱に金色の飾りがアクセントとして使われていますが、やはり、空間の大きさが さながら宮殿のようだと思わされました。最も凝ったと言えるのは、各部屋、各バスルームからも カネオヘ湾のオーシャンビューを楽しめるというメリットです。 オーシャンビューのながめの反対側に、階段や収納、クローゼットなどが配置され、 建築家と家族が相談の上で決めた間取りだということでした。
ただ、床は不思議なことにセメントにそのままペイントを 施しただけで、大理石のタイルでもなければセラミックのタイルでもありません。 ゆかの色は部屋ごとに変えてあり、ところどころに亀や魚、貝や花などが、デザインされています。 砂浜に木の棒で絵を描いた・・・、そんなデザインが施されています。 そのゆかを歩くと、足裏にひんやりとして伝わり、涼しさも演出しています。 カイルアもカネオヘも、セメントのゆかにペイントをするだけ、というフロアーが流行っている とのことで、コストを抑えられる代わりに他を豪華にできるということでした。
緑に覆われたカネオヘの道
最も興味深い意見は、
「近くに、農作物の苗の卸元が近くにあるので、いつでも農園を始められる、また、 最も楽なのは、カネオヘは雨が多い。 雨が多いといっても一日中ではなく、水を撒くように、一時的に 降るだけで、ハワイの快適な気候には変わりない。 食するものを自給自足できれば、理想的な生活ができるよ」
自然との共存や自給自足を目指す人にとって、カネオヘのよさは格別だと思います。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産            
代表取締役社長 : 真田俊彦      

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