ハワイコンドミニアムのセキュリティーガードマン
コンドミニアムのセキュリティーガードマンは、コンドミニアムで安全に過ごすために必要な人々です。
彼らの多くは2人一組となって、セキュリティーデスクにいたり、モニターを見ていたり、見回りをするなどを手分けして行っています。
スイミングプールやスポーツジムなどの公共施設の時間外の施錠なども行います。
彼らが何もしなくても、彼らの姿がそこここにあるというだけで、セキュリティーレベルをあげています。
最も大きな任務はこの安全関連ですが、コンドミニアム内の住人同士のいさかいに介入します。住人同士が直接に話し合わないので、事件になることはないと思います。住人からのクレームは、セキュリティーガードマンに伝えるだけで、ハウスルールに則った対応をしてくれます。
よくあるクレームは騒音に関してですが、注意しても改善が見られない場合には、セキュリティーガードマンが警察を呼ぶことがあります。家庭内暴力についてもセキュリティーガードマンが警察を呼びます。そのほか、住人への特別なお知らせをエレベーター内や掲示板へ貼りだしたり、個人の郵便受けに入らない小包を預かったりするなどの対応も行います。また、ハウスルールに違反した住人の行動については、率先して指導します。たとえば、ペットを飼う事が禁じられているコンドミニアムにおいては、それが発覚しますと、確認したあとには、マネージャーや住人組合に報告するなどの対応をします。賃貸物件であれば、管理会社へ報告してくれます。
また、彼らには、特別な任務があります。それは、コンドミニアムのビル自体に起こった緊急事態について対応することです。
たとえば、水漏れや火災、停電などについては、昼間は、マネージャー(管理人)やメンテナンス要員が対応することが多いのですが、彼らが帰宅したあとは、セキュリティーガードマンが対応します。
水漏れでは、被害が大きくならないように応急措置を施し、原因と対策を物件所有者側に伝えます。住宅であれば、その住人に伝えますし、その不動産に管理会社があれば、管理会社へ連絡してくれます。彼らは、コンドミニアムの特徴を知りつくしていますので、知識の無い住人に代わって、対応してもらえるのは、とても有益です。
日本のマンションと異なり、ハワイのコンドミニアムは、戸数が多いので、情報の徹底や緊急事態に24時間対応するのは、必要なことだと思います。彼らの恩恵によって、ハワイ不動産の快適さも大きく向上します。
一戸建ての地区においても、セキュリティーガードマンを雇っている場合があります。地区の入り口にセキュリティーゲートがある場合には、そこで、地区に侵入する車両のナンバーと運転手の免許証を確認しています。また、違法駐車や不信人物などの発見を目的として見回りをしています。
一般的には、彼らは、どんな人がどこに住んでいるのか知ることが仕事の一部でもありますし、住人と顔見知りになりますので、警察よりも事情を話しやすく解決の糸口を見つける可能性も高くなると思います。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦