ハワイのホテルコンドミニアムを購入する場合の注意点
新築コンドミニアムを購入しようと考えたら、まず、開発業者の名前を確認しましょう。
そして、その開発業者が、過去にどのようなコンドミニアムを建てたのかという評価を調べましょう。
もし、他にホテルコンドミニアムを建てたことがないのであれば、ホテルとしての運用については調べることはできませんが、可能な限りの情報を集めましょう。
ホテルコンドミニアムの以前にあった悪条件
1、ホテルコンドミニアムが指定した不動産会社しか管理を任せられない。つまり勝手に自分で運用してはならない。
2、一般の不動産会社に管理を任せていても、チェックインのときの鍵の受け渡しは、ホテルのフロントが行い、1日数十ドルの手数料を支払わなくてはならない。
3、ホテルへ任せても、経費が高くてほとんど利益がでない。
4、ホテルコンドミニアムが設定した悪条件を払拭できるような管理組合(オーナーの集まりである組合)が、機能していない。
もし、以上のような悪条件があれば、ほとんど売却できない不動産となってしまい、資産価値は低くなります。
ホテル側に運用を任せて、収入がマイナスになって、足が出るというのが最悪かもしれませんが、実際にそのようなホテルコンドミニアムが存在するのです。
に、というのは、まさしく物件所有者の望むところではないでしょう。
また、MLSでは、売り物件が常時60数軒ほどあり、購入されている物件は、ごく僅かで、購入された価格より低く売りに出されている売り物件が多くあり、それでも多くが長く売りに出されたままになっています。
利益がでないのであれば、持っていても意味はありませんし、再販で損を出す不動産は購入されにくいので、当方は、このホテルコンドミニアムをおすすめしません。
ホテルコンドミニアムを購入する場合の注意点は、
1、都合の悪い規則や費用を設定する場合があるかもしれませんので、どんな制約があり得るのかを聞き出す努力をする。
2、純粋に物件価値と価格を見定めて、一般のコンドミニアムと比較して割高では購入しないこと。
3、利回りを確認する場合は、純利益だけでなく、利回りも確認すること。
4、価格が上昇するホテルコンドミニアム、キャピタルゲインを狙えるのか判断しましょう。
どんなときも、買い手が知らない情報、のどもと過ぎれば世間が忘れる情報も不動産エージェントは重ねて知らせるべきだと思いますし、自分が買いたくないコンドミニアムは理由を述べて推薦しないというのが、良心的な不動産エージェントです。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦