ハワイ不動産十万ドルの一戸建て

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ハワイには、十万ドルの低い一戸建てから、35ミリオンのコンドミニアムまで、非常に幅が広く、ハワイでの描く生活は人それぞれです。それらの人々の希望に寄り添うのが、不動産エージェントだとつくずく思っています。

ハワイカイの海

ハワイ不動産十万ドルの一戸建て

アメリカ本土に住むアメリカ人から連絡があり、
「安い住まいを見つけてくれ」
ということでした。
「数十万では、一戸建ては難しい」
と伝えたところ、
「10万ドル以下だ」
と、さらに低い金額を提示されました。アメリカ本土の家を売ったが、ハワイは物価が高く、子供の教育資金が必要であるので、家の購入に資金を回す余裕はないというのが、安い金額の提示の理由です。 そして彼の家族には事情がありました。両親が亡くなって人生は短いと思った。ハワイに住むのがあこがれだったので、ハワイに移住するが、自分の理想の地で人間らしく暮らしたい、自宅でインターネットのみで仕事ができるので、通勤は不要、緑の多い僻地がいい、ということでした。
不動産エージェントの検索するMLSには、ハワイの全土の売り物件がでてきます。ハワイ島やマウイ島などを調べましたが、10万ドル以下はありませんでした。 最低金額では、十数万ドルのハワイ島の売り物件がいくつかありました。家付き売り物件です。それらを彼に伝えたところ、さっそく、売り手のエージェントに連絡を取ると喜んでいました。
ただ、キラウエア火山の溶岩の危険性のある地域の売り物件がほとんどです。 溶岩の流れるルートを調べることや、最も危険性の低い場所を選択すべきというアドバイスをしました。
当方が知るハワイ島の土地は、日本人もかなり購入しており、数十年、ほとんど土地の価格は上昇しておらず、家を建てれば、その家の価格が不動産の価格である、と言われるほどに土地の価格が低いのです。土地だけのさびれた地域という印象がありました。 ですが、もはや、多くは、さびれた土地ではありません。グーグルの上空写真で確認しますと、住宅地になっています。空き地はたくさんあるものの、家がまばらな住宅地、広い区画に1軒が悠然と建っている住宅地など様々です。家々が並んでいるという感じでは全くありません。オアフ島にこんな緑の多い、平坦な広い土地の住宅地があればさぞや人気だろうと思います。人間らしい生き方ができることは間違いないと思います。
それに比べて、ホノルルの一戸建ては、土地が狭いので、家がひしめきあって並んでいます。また、ホノルル市は、大きく変わって、いまや大都会で、交通渋滞がひどくなり、ばい煙の被害のある通りもでてきています。また、土地が高価ですので、35ミリオンのコンドミニアムまであります。
少しずつ色あせてきたハワイでの人間らしい生き方、ハワイ不動産の価値とは何かについて、考えさせられました。と同時にハワイでの描く生活は人それぞれです。それらの人々の希望に寄り添うのが、不動産エージェントだと思いました。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産            
代表取締役社長 : 真田俊彦      
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