ハワイ不動産と土地利用規制
ハワイ不動産の土地利用規制をゾーニングと言います。土地やそこに建つ建物をどのように運用できるのかの、制限のことで、AirBnBの短期運用もコンドミニアムのハウスルールで許可されていても最終的には、このゾーニングが許していない場合には、問答無用でAirBnBは、許可されません。
土地利用規制は、地区の中でもブロックや建物ごとに分かれていますので、建物ごとに確認しなくてはなりません。となりのビルとは、ゾーニングが違うということがあるからです。
たとえば、低層のアパートしか建てられない場所に高層のコンドミニアムは建てられませんし、住宅地に隣接した土地でも農地にしか利用できないことがあります。
土地利用規制には、多くの規制が有り、過剰な開発をけん制し、自然や景観を保持して周囲と調和を維持するためにあります。
もし、土地を購入する場合には、その土地が、ご自分の目的にあった利用ができるのか、不動産エージェントに教えてもらいましょう。
通常、MLSの売り物件情報にもこのゾーニングは記載されています。
ゾーニングを最も気にしなくてはならないのは、商業物件を購入する場合です。ビジネスの種類が規定されていますので、それに沿ったビジネスでなくてはなりません。ゾーニングに適応しない新たなビジネスをする場合には、許可が必要になりますが、許可されるという保証はありません。
また、こちらも、となりのビルで許可されている、または、許可が下りたからと言って、許可が下りるとは限りません。
もし、コンドミニアムを購入しようとして、となりに空き地がある場合、その空き地のゾーニングを調べて、高さは、何フィートまでのビルしか建てられないので、この階の物件を購入しても大丈夫だろうということでも使える規制です。ただ、法律や規制は、変わることがありますし、誰かの申請でゾーニングが変更されることがあるかもしれませんので、将来的な保証はありません。ただ、情報として知っておいて、AirBnBの運用の可否や、ビジネスを営業する際には、調べる必要があると理解しておきましょう。
SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦