ワイキキ以外の賃貸物件を探す
日本人経営の不動産会社は、顧客は日本人の不動産投資家が中心で、彼らの購入したハワイ不動産を管理したり、賃貸物件としています。
また、売却しやすく、売り買いで利益を上げたり、ハワイ別荘として便利性や快適性があることが条件となるので、その賃貸物件の多くがワイキキやカカアコにあります。
よって、もし、日本人経営の不動産会社へ、賃貸物件を紹介してもらおうと問い合わせると、ワイキキやカカアコの賃貸物件を案内されることになります。
不動産売買の場合には、売りに出ている全ての物件を問い合わせて、購入できるのですが、賃貸物件の場合は、その不動産会社が抱えている賃貸物件しか案内されないので、
いろいろな不動産会社へ問い合わせて、賃貸物件を案内されなくてはなりません。
よって、もし、あなたが、ワイキキやカカアコではなく、別の地域を指定しますと、日本人の不動産会社には、なかなかそのような物件はありません。ですが、時々、特別に地区を指定して賃貸物件の問い合わせがあります。たとえば、カラニハイスクールの高校に通いたいので、その校区の賃貸物件という希望がありました。その校区は、カハラやワイアラエなどの高級住宅地ですので、賃貸物件と言えども相当な家賃額です。そこで、カハラらの山側に位置するタウンハウス、スイミングプールなどの設備が充実しているコンドミニアムタイプ、一ヶ月の家賃が2000ドル台の物件をお知らせした覚えがあります。また、ハワイ大学やダウンタウンに徒歩で通える地域など、条件は様々ですが、そのような賃貸物件は、日本人経営ではなく、アメリカ人経営の不動産会社が賃貸している物件となります。よって、英語でアメリカ人から賃貸物件を見せてもらったり、賃貸契約の案内をされるということになります。
なお、賃貸物件の案内について、賃貸契約をする段階で、一ヶ月の仲介料を支払うという習慣はハワイにはありません。一ヶ月の仲介料を支払って賃貸物件を探すサービスを見つけたら、それを利用するかどうかは、あなた次第です。当社でも仲介業者を通して賃貸にだすことがよくあります。それは、アメリカ本土からの病院関係者でその仲介業者が家賃を保証しています。また、数ヶ月の賃貸期間ですので、ハワイ別荘の合間に賃貸するときに都合がいいので、とても有り難く思っています。彼らは、賃貸契約や賃貸することに慣れており、コミュニケーションには、問題はありません。しかし、一ヶ月の仲介料で賃貸物件を探す人々は、アメリカ人不動産エージェントから、希望する地域の賃貸物件を借りたとしても、何かあれば、管理しているアメリカ人不動産エージェントとコミュニケーションすることになります。英語でコミュニケーションできない賃貸者を歓迎するでしょうか。また、たとえば、親御さんを連れた独り立ちのできない人に貸す側が賃貸したいと考えるでしょうか。アメリカ人の場合は、どんなに若い学生でも親を連れて賃貸物件を見学することはありません。要は、安易に人に頼むのではなく、自分の力で賃貸物件を探して借りるということが大切だと思います。
よって、英語が不得意で、ワイキキやカカアコ以外の賃貸物件を借りるなら、問い合わせた段階で、同じ会社に中に日本語を話す不動産エージェントの有無を確認することをおすすめします。または、日本人経営の不動産会社へ問い合わせて、ワイキキやカカアコの賃貸物件を最初の6ヶ月借りて、まずハワイの賃貸事情や英語に慣れてから、ワイキキやカカアコ以外の地区の賃貸物件を探すことをおすすめします。
SANADAインタ-ナショナル ハワイ不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦