ハワイ不動産、2018年3月の販売動向

メール hawaii@plus7corp.com

一戸建ての統計の数字は、どれも変化はありませんので、今のところ、自宅として一戸建てを必要としている人々の予算は、去年と変わらない。そして、ハワイ不動産の価格上昇を念頭に入れてもおらず、実際に、一戸建て自体も価格上昇していないのかもしれません。

ハワイのオーシャンビューの家々

ハワイ不動産、2018年3月の販売動向

オアフ島の2018年3月の販売レポート、コンドミニアムの販売された価格のうちの中央価格は、昨年の3月に比べ10%上昇し、44万ドルに達したということです。10%も上昇し、44万ドルというのは、記録的な数字という事で、息を切らして発表されたような気合を感じました。しかし、この中央価格というのは、曲者で、購入されたコンドミニアム価格の平均ではありません。もし、コンドミニアムの上昇値を知るなら、各コンドミニアムの売却された全ての価格の平均を出して、一昨年のそれと比較しなくてはなりません。しかし、各階によって、ながめによっても価格は異なるので、これも、正確な平均価格がでるというわけではありませんが、中央価格に比べれば、コンドミニアムの平均にぐっと近いと言えます。
そのようにして考えますと、中央価格が上昇したというのは、コンドミニアムの価格が上昇したことも含まれますが、たまたま、そのときの購入者たちが、高額の物件に偏って購入したということも言えるのです。しかし、10%上昇というのは大きな上昇幅です。また、市場に売りに出されたコンドミニアムの戸数が増えたことは、2月の販売動向でもお伝えしました。3月は、昨年よりも16%増えています。買い手は、売り物件が多いということで、選択肢が多かったはずですが、3月の販売戸数は1%減の505戸でした。
一方、一戸建ては、変化はありません。昨年3月の販売戸数323戸から、3%減って、313戸でした。適当な低価格の一戸建て売り物件が少なかったのです。購入された一戸建ての中央価格は、昨年3月は、755,000ドルで、本年は、760,000ドルで、変化はありません。どの数字も変化はありませんので、今のところ、自宅として一戸建てを必要としている人々の予算は、去年と変わらないということでしょう。そして、ハワイ不動産の価格上昇を念頭に入れてもおらず、実際に、一戸建て自体も価格上昇していないかもしれません。
当方の意見を入れましたが、以上の数字は、ハワイの不動産エージェントの誰もが使うホノルルの不動産委員会(Board of Realtors)のMLS、そのデータを分析して得られたものです。
SANADAインタ-ナショナル ハワイ不動産 売買
プラスセブン不動産            
代表取締役社長 : 真田俊彦      

ブーゲンビリア

ハワイ不動産

ハワイ不動産投資環境

ハワイ不動産市場や相場

ハワイ不動産売買

ハワイ不動産賃貸

ハワイ不動産の管理や維持

ハワイの一戸建て

ハワイのコンドミニアム

ハワイ不動産の設備や内装

新築コンドミニアム

オアフ島、住宅地<

ホテルコンドミニアムについて

ハワイ不動産の他のトピック

ハワイ不動産のローン