ハワイ不動産 商業物件
2018年現在は、居抜きも純粋な賃貸物件においても、例年になく空きは、非常に少なくなっており、お問い合わせが多くあっても対応できない状態が続いています。ハワイでは、ワイキキやカカアコが理想的で人気もありますが、今や日本の銀座並みの家賃です。以下に昨年中盤の状況をお知らせします。
ハワイの商業物件地域はおおまかに以下のように分かれます。 Resort は、ホテルがある地区で、最も家賃が高く、ワイキキのインターナショナルマーケットやロイヤルハワイアンショッピングセンターなどが該当します。
Regionalは、アラモアナショッピングセンターやパールリッジショッピングセンターなどの大きなビルやショッピングモールです。
Neighborhood は、小さなショッピングセンターで、ドラッグストアやスーパーマーケットなどの皆が集まる有名で大きな店舗を中心としてあるショッピングセンターです。
Communityは、大きい場合も小さな場合もありますが、ひとつのビルディングの中にいくつかの店がはいっている場合です。ホノルルでは、ウォールマートのビルと言えばわかりやすいでしょうか。
Stripは、小さな店が集まっており、敷地の前には、広い駐車場があり、比較的交通量の多い通りに面しています。マッカリーショッピングセンターなどがこれにあたります。
家賃(坪単価家賃 現存総ペース 空きスペース Resort $327.49-$637.95) 53489坪 13% Regional $168.36-$358.05 160467坪 9% Neighborhood $126.78-$168.36 132315坪 3% Community $138.17-$166.58 95717坪 11% Strip $120.74-$160.54 45043坪 5%
以上の数字は、TV hawaii News Nowから参考にしました。
Resortのワイキキ地区や、Regionalのアラモアナショッピングセンターなどに注目されやすいですが、空きがあっても無名のビジネスが、テナントとして入れる可能性は低いですし、家賃が高額ですので、それでビジネスが成り立つかどうかを十分に検討しなくてはなりません。ワイキキにとりあえず店を出して見ようかというのは、有名なブランドなどに限られています。
当方の著作、2018年版「ハワイで新ビジネス、新店舗、開業ガイド」が、グーグルプレイブックスより電子ブックとしてでておりますので、ご参考いただければ幸いです。
2018年版「ハワイで新ビジネス、新店舗、開業ガイド」SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦