高潮と戦うノースショア
ハワイ不動産と自然災害
ハワイは、大雨によって、川の氾濫や鉄砲水が発生して、至るところで、浸水しました。今回は、オアフ島では、警報は出ましたが、避難指示はでませんでしたが、深刻な被害にあった地区があります。
山には、木々がはえていない禿山が多くあり、排水設備に問題があっても、下水道は、住宅建設の以前に整備されたものであるので、容易に拡張はできません。これからも、まだ大雨が予想されているので、復旧の前に、被害が拡大するかもしれません。
自然との闘いは、これだけではなく、高潮との戦いもオーシャンフロントでは、必死に行われています。 ハワイ不動産は、内装や外観などに重きをおいて、災害には備えてこなかったのではないでしょうか。先の見通しも立ててこなかったと思います。鉄道建設においても、あと１メートル海面が上昇したら、鉄道は、使えなくなるという見通しを今になって、やっと記事になっています。鉄道は、建設中であるので、もう手遅れです。鉄道よりも、エバから、キワロベイシンの港まで柔軟なフェリーを往復させたほうがよかったのではないかとも思います。
ところで、ここだけの話ですが、アラワイ運河の水面もかなり上昇しました。あと数十センチで、アラワイゴルフコースへ、水が溢れるでしょう。そのときに、人々は気がつき、これから、何が起こるのか悟ることになります。
ベネチアは、海水に覆われても、建物が石造りであるので、建物が傷みにくいと思います。ハワイはどうでしょうか。普通のビルは、コンクリートと鉄筋がはいっており、鉄筋は、海水で駄目になります。今、何かの対応をはじめるべきであり、人々が気がついてからでは遅いかもしれません。鉄道も同じく、支えはコンクリートと鉄筋でできています。
ハワイは島ですので、海の影響はことのほか大きいものです。特に、海面の上昇は、緻密に計算されて、人々に知らされ、人々が事の深刻さに気がつく前から、対処する必要があると思います。SANADAインタ-ナショナル ハワイ不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦
洪水で、水没した地下駐車場
