ハワイ不動産の抵当物件数の推移と金融機関の差し押さえについて

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ハワイ不動産の抵当流れ物件が減ってきた理由は、雇用安定だけでなく、金融機関による差し押さえを、司法の手を経ることに、法改正されたからです。

ハワイの海

ハワイ不動産 抵当流れ物件数の推移と金融機関の差し押さえについて

価値のありそうなハワイ不動産の抵当流れ、2018年3月の抵当流れ具体的な物件のリストをアップしたばかりですが、2017年までの過去の統計がでましたので、お知らせします。
昨年は、ハワイ州では、1461件で、1734件の一昨年よりも、16パーセント減りました。ちなみに2010年からの統計は、以下の表のようになっています。

ハワイ不動産 抵当流れ物件数の推移

2013年に3430件あったものが、 4年連続で減少しています。ハワイの経済や雇用が安定し、給料が増え、そして、購入したハワイ不動産の価値が順調に上昇してきているという見方がありますが、2010年に抵当に関する法律が改正されたのが、抵当流れ物件が減ってきた理由です。改正前は、貸し手である金融機関が、司法の手を経ずに差し押さえをしていたので、件数が多かったのです。2011年中盤に、返済計画を変更するような話し合いがもたれたり、司法の手を経ることによって、抵当流れ物件が減ってきました。
法改正以前は、3ヶ月のローン返済を滞納すれば、自動的に金融機関は、差し押さえを実行していました。それは、システム化されていましたので、簡単であり、積極的でもあったかもしれません。もし、積極的であったとしたら、それは、なぜでしょうか。
これまで、何度も記事にしてきましたが、もともと、ローン資金は、銀行が腹を痛めて捻出したお金ではありません。担当者が、コンピューターに打ち込んだ、ただの数字です。 銀行員がパソコンに数字を打ち込んで、プリントアウトする手間は、100ドルにも満たないのですが、その微々たる労働力が、たった数秒で数十万ドルを生み出すのです。その数十万ドルは、将来の労働力の対価であるあなたの収入から差し引かれ、銀行へ差し上げることになります。そして、打ち込んだ数字は、お金として正式にこの世に生み出されたことにもなります。世の中の全ての人が、ローンを組めば、莫大な数字が打ち込まれて、世に出回るお金が増え、インフレになるでしょう。物価が上昇していくのは、この銀行システムのせいかもしれません。しかし、世にでまわる資金が増えた分、人々が所有しているお金の価値は薄れていくのです。それだけでも納得できませんが、1件のローンにおいて、たった数秒で何十万ドルも生み金融機関に比べ、普通の労働者が、毎日数百ドルを稼ぐためにあくせく働くのが馬鹿馬鹿しく見えるぐらい、不公平な制度に思えてきます。
以上をご理解いただいた上で、「もし、金融機関が差し押さえに積極的であるなら、それは、なぜなのか」に話を戻しますと、ただの打ち込んだ数字ですので、一般の人々から考えれば、その数字がたとえ消えても、少なくなっても、銀行は負債を抱えたり、少しの損もしないのですから、やっきになって、差し押さえをする必要はないと思いませんか?
しかし、ローン返済では、毎月一定金額、金融機関にしてみれば、少しずつ収入になるのです。しかし、差し押さえをすれば、貴重なハワイ不動産を没収しますので、無から創造した多額の資金を一度に回収できる目処が立つのです。その時点で、パソコンに打ち込んだ数字が利益として確定すると言っても過言ではありません。だから、抵当流れになってくれたほうが金融機関は儲かるのではありませんか?
SANADAインタ-ナショナル ハワイ不動産売買
プラスセブン不動産            
代表取締役社長 : 真田俊彦      

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