ハワイ不動産の価値
これぞ、ハワイ不動産の価値であると納得したニュースをハワイニューズナウ（2018年4/12）が、報道していました。アメリカ全土における調査では、55歳から90歳の人々の死亡確率が65％未満であった唯一の州が、ハワイであるとしています。なかなか病気にならず、長寿であるということのようです。だから、ハワイには人が集まり、人が集まる土地の不動産は価値があるということかもしれません。そして、健康であるのは、ハワイの空気がきれいで、ストレスが少ないという利点であることは誰の目にも明らかなのですが、今後も維持できるか否かは、ハワイの政治や住宅政策次第であると思います。
大都市になれば、空気は汚れ、ストレス社会となることは予想されます。たとえば、大都市では、車の割り込みをさせないような余裕の無いドライバーが多いのですが、ハワイでは、車同士が譲り合います。横断歩道に到着していない歩行者さえ待って、停車する車もあります。これは、現在のハワイがストレス社会ではない証拠なのですが、今後、人口が増加することによって、交通渋滞が激しくなれば、余裕の無いドライバーが増えることになります。
また、治安の悪化でも人々のストレスは増します。これは、人々が裕福になることが解決します。しかし、給料を上げることは経済次第ですので、最も簡単な解決策は、家賃が生活費を圧迫しなくなればいいのです。これには、適切な地域に適切な集合住宅が多くあるような住宅政策が実行される必要があります。ハワイ不動産の所有者の多くがハワイ以外、アメリカ本土や海外に住む外国人が所有し、レンタルしていますが、ハワイの住人も多くの不動産を所有するよう、アフォーダブルの住宅の建設が望まれます。
また、不動産投資は、投資額に見合う賃料設定がされますので、現在の高額な家賃は、不動産価格にも原因があります。また、ビル管理費や固定資産税も高額ですので、これらも是正されなくてはなりません。ひとつ、箍がはずれれば、全てが崩れるような事のないように、地盤を固める政治も必要になってきます。
健康で長寿であるためには、空気がきれい、ストレスがない社会であると、ひとことで言うのは、簡単ですが、これを維持するには、今後の政治や住宅政策にかかっており、全ての事が相まって、順調でなくてはならないと思います。SANADAインタ-ナショナル ハワイ不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦
