ハワイ不動産 第二のカハラになるカイムキ
長く住んでいるお年寄りがカイムキには多く、2010年の全米国勢調査によると、カイムキの成人人口の約3分の1は、65歳以上で、利用可能な住宅の約60%は、賃貸人ではなく、所有者による自宅です。
「カイムキには、新しい大きな箱型の多世代住宅が目立つようになった」書いたことがありますが、そこには、そのようなお年寄りを筆頭に孫の世代まで住んでいるのでしょう。余談ですが、箱型の家は、入り組んで複雑な形をした家よりも、セキュリティー面では安全だと思います。家の中の見通しがいいからです。また、少人数の住人よりも大勢が住んでいる家のほうが安全でもあります。そして、豪華とは言えませんが質実剛健、親族の仲がいい善良な人々が住んでいると思わせますので、悪い事は起こらないと思います。
箱型の家に続いて目立つのが豪邸です。ここがカハラなのかと思わせるほどの豪華さのある家ががちらほらと建っています。古い家々が一掃されてしまえば、まるでカハラのような面持ちとなるでしょう。そして、古い家を新しく改築して、利ざやを稼ぐ投資目的、または、値上がり目的、そして、貸す目的など、ありとあらゆる所有者層がカイムキにはいます。どんな購買層にあっても、注目を集める地域なのです。
カイムキの一番の魅力は、そのロケーションです。ワイキキの隣町ともいえるほど観光地に近く、ダウンタウンへも至便の位置にあります。このような立地は、カイムキの周辺地区以外にはありません。当社の一戸建て売り物件は、地区ごとに写真つきで1ページにまとめていますが、カイムキ周辺は、飛ぶように売れているのがよくわかります。たとえば、売りに出して、数日で売れる。オープンハウスをすれば、ぞろぞろを見学者が入ってくる。そして、極めつけの逸話は、Mooheauアベニューには48のオファー(買い注文)があった家があったそうです。これだけ注目されている場所は他にはありません。
次に魅力的なのは、その便利さです。カイムキには、必要な店が全てそろっていると思います。スーパー、レストラン街、ホームセンター、ドラッグストアなどがあり、無いのは、デパートぐらいのものでしょう。
当方の著作「ハワイ不動産」には、「カハラと呼ばれる地域は広がっている」と記述しましたが、カイムキは、将来、「カイムキ・カハラ」と呼ばれる日がきっと来ると思います。
SANADAインタ-ナショナル ハワイ不動産売買
プラスセブン不動産
代表取締役社長 : 真田俊彦